イマーシブシアター

 Immersive Theater

ダンス劇作家の熊谷拓明が創作するパフォーマンスアート。

生活の中で起りうる「踊り」のように見える瞬間を、パフォーマーの雄弁な身体、言葉にて切り抜いたような作風は、歩く、踊る、喋る、歌うの間を自由に行き来する。

「演劇」「ダンス」の固定概念を取り払ってお楽しみ頂ける不思議ワールド。

熊谷自身が手掛ける脚本、振付には人間の長所も短所もぐるっとまとめて「愛おしい」キャラクターがそれぞれの人生を謳歌する姿が多く描かれ、観客は自身で自身を愛する事を許される時間を過ごす事が出来る。近年確実にファンを増やしている新ジャンルをお楽しみください!

『夜ハスな人々』

7.6(火)-9(金) 18:50-21:00

@千葉公園​ 入場無料

7.10(土) 限定の特別公演あり。

【作・演出・振付】

熊谷拓明

​【出演】

久世孝臣 村井友映 池上楓子

武安由宇里 熊谷拓明

良く喋る男(熊谷拓明


千葉公園が出来た56年前。彼は蓮の花エキスで出来たワインを飲んだ事により、42才というなんとも中途半端な年齢から歳を重ねる事が出来なくなった。この千葉公園の管理人のような顔で過ごし、公園の中にいついてしまった夜ハスの人々の全てを知り尽くす彼は、今日も自分の夜ハス自慢に耳を傾けてくれる客人を求めて公園をさまよう。

覗く女(村井友映

右手と左手を顔にかざし、その隙間から世間を覗く事で安心感を得ている女。

10歳でこの夜ハスな人々の中に迷い込み、まだ自分が夜ハスな女になった事に気が付いていない。自分はいつでもこの公園を出られると思い込んでいるが、いつでも出られるが故に「今」出ようとしない。

これは典型的な夜ハスな人々と化した証なのだ。


諦める女(池上楓子)

 

夜ハスな人々の存在を雑誌で知ったこの女は、生きる事を諦めかけていた。
人として生きる事に向かないのではないか...
人として喜びを感じる事とはどういう事なのか...
自分の理想とする「人」を創り上げ、その「人」と自分を対比し自分の至らなさに絶望を覚えた彼女は、この公園で全てを諦めた人生を始めた。
ここで暮らす自分の事を唯一許している。

待たせる男(久世孝臣

 

池のほとりで詩を読むオトコ。
キリカブで待つ女とあの日最後の口づけを交わしてから、その日以上の幸せが自分のこの先の人生に起る事が皆無なのだという結論に達する。
自分の絶頂を迎えた彼は、翌日池に身を投げた。
あの日を自分の人生の最も幸せな1日として守る為に、翌日からの自分を消したのだ。
今も池のほとりで、彼女とのあの日をいくつもの詩に乗せて噛み締めている。

待ちわびる女(武安由宇里


彼女は公園のキリカブに座ってただその時を待つ。
56年前にこの千葉公園にて消息をたった彼女は自らがこの世にいない事には気が付かず、このキリカブで最後に口づけを交わした彼を待つ。
けっして悲観的にはならず、あの日の柔らかい思い出を56年もの間持ち続け、今日もあの人を待つ。​

最後の夜【オールキャスト】

7.6(火) - 9(金) 20:35-21:00

よく喋る男のおせっかいにも似たはからいにより、ある夜「夜ハスな人々」が一同に介した。
初めて出会う自分以外の夜ハスな人々に戸惑う4人。
それぞれの千葉公園を語らううちに、いびつな未来が見えてくる。
いままで思い描いていた造り物の「希望」ではないそれぞれの「希望」に出会った彼らは、千葉公園に残るのか...次へ踏み出すのか...
※スペシャルナイトにお越しの皆様に、それぞれのこれからを考えて頂けるダンス劇にしたく思っています。

ダンス劇作家/熊谷拓明

ダンス劇【限定公開】

『最後の夜のその後に』

​+

『キャストによるトークショー最後はみんなではなしましょ。』

最終日7/10のダンス劇は千葉公園の隣、「椿森コムナ」に舞台を移して

チケットをお持ちの方のみご観覧いただけます。

ダンス劇「夜ハスな人々」の『もう一つのエンディング』としての特別公演です。
ご希望の方は以下フォームよりお申し込みをお願いいたします。
本当の「最終の夜」を、ぜひご覧ください!

 

Day : 7/10(土) 20:00-21:00

Place : @椿森コムナ(千葉県千葉市中央区椿森1-21-23)

Price : 3,000円(おひとり様1枚)

内容:限定のダンス劇
   「最後の夜のその後に」30分
   トークショー 30分


※通常のダンス劇は平日(7/6~9)のみ開催となります
※公演中はフードドリンクの提供は行っておりません
※小学生以下の方は大人様1名につき3名まで無料で同伴いただけます
※お支払いは当日受付にて

​【作・演出・振付】

熊谷拓明

​【出演】

久世孝臣 村井友映 池上楓子 武安由宇里  熊谷拓明

 

​(ドネーションでの購入も可能です。詳しくは現地スタッフへお声をお掛けください。)

△熊谷拓明・脚本・良く喋る男役

札幌ダンススタジオマインドにて宏瀬賢二に師事。2008年〜2011年、シルク・ドゥ・ソレイユ

『believe』に出演。独創的な即興のソロパートでラスベガスにて850ステージに立つ。

帰国後は自身のオリジナルジャンル「ダンス劇」を数多く発表。これまでに『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(振付)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017『不思議な森の大夜会』(演出・出演)、めぐるり

アート静岡2019参加作品 野外ダンス劇『近すぎて聴こえない』(演出・出演)、おうちで見よう!あうるすぽっと2020 夏『おはなしの絵空箱』(ステージング・出演)など。2021年はノゾエ征爾脚本・演出『ぼくの名前はズッキーニ』、加藤シゲアキ脚本・瀬戸山美咲演出『染、色』など話題公演の振付を手掛ける。


△久世孝臣(くぜ たかおみ)・待たせる男役

詩人・演出家様々なジャンルの表現者と創作活動を行い、市川ロ数とのユニット言音(ことね)で音と言葉の新しい到達点を発信している。

△武安由宇里(たけやす ゆうり)・待ちわびる女役

2015年東京芸術大学院修士課程修了。

2017年バレエコンクールin横浜 コンテンポラリー部門 1位受賞。

現在、工学院大学非常勤講師。

 

 

△池上楓子(いけがみ ふうこ)・諦める女役

近所の児童舞踊教室にてオムツ時代より踊り始める。平井允浦に師事。

日本女子体育大学舞踊学専攻2018年卒業。現在はフリーで活動。

△村井友映(むらい ゆえ)・覗く女役

6歳からクラシックバレエを始める。その後ジャズダンスにハマり何故か演劇の大学へ。枠にとらわれない表現者になるべく邁進中。

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